温かくなったかと思えばダウンを引っ張り出したくなる寒い日、冷たい雨・・・。
桜の開花宣言がありましたが、まだまだ蕾は硬そうです。
2017年3月11日は、東日本大震災から早6年。
みなさまは、どのように過ごされましたか?
6年前の当日、私も事務所で仕事をしており、打ち合わせ中に大きな揺れを感じました。
都内の交通網は麻痺。車は渋滞で全く動かず、電車も止まったきり。
私は電車通勤でしたが、5時間歩いて帰宅しました。
帰宅難民であふれ、混乱する町中ではありましたが
「さすが日本人だなぁ」と感心することもありました。
休憩をとお店をずっと開けてくれているカフェ。開放している学校。
そこここに、「トイレ使えます!」という文字。
「自宅までお送りします」の看板を背負ったバイクのお兄さん。
東京は、大きく被災したわけではなかったので見られた様子かもしれませんが、
人の温かさを感じ、心強かったのを覚えています。
また、学校などで行われる避難訓練など、日常的に防災・減災への意識があるので、
混乱が続くことなく、冷静に対応できたのだと思います。
備えと、その継続はとても大事だと痛感しました。
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さて前置きが長くなりましたが、タイトルの通り、
「東建・トーケン協力業者 第二回合同研修会」を行いましたので、ご報告です!
今回のテーマは
「安全安心のまちづくりと減災・防災活動 地域建築事業者の役割」
東京土建本部から講師をお呼びして、その活動や対応実績、今後の活動予定、そして、実際に災害がおこったときに、街の建築事業者として、どのような連携で行動をしたらいいか。講師に来てくださった本部の方は、東日本大震災や熊本地震の発生後に現地に行き、実際に活動をされてきたとの事で、具体的かつ経験論からのお話は、胸に来るものがありました。
建築に関わる人は、家の構造を理解しているので、
倒壊した建物をよく観察し、何が危険かを判断して救助が行えるそうです。
ある統計では、「大工さん1人が避難するにあたり、約6人を救助」という結果が出ているとの事。
さすが!思わず参加している大工さんを期待の眼差しで眺めてしまいました。
夕方から約2時間の短い研修でしたが、
後半の質疑・討論の時間には活発な意見が出され、有意義な研修会となりました。
いつ、どんな風に起こるか皆目見当のつかない災害。
臨機応変な対応が求められると思いますが、
お住まいに関する私たち建築業者は、災害直後から復興まで
長きに渡って被災された住民の方々と関わることになります。
地域、行政と連携をとり、顧客様ならびに地域の方のお役にたてるように…
考え、準備し、行動していきたいと思います。
土建の仲間の皆さんで結成した「まちの救助隊 チームNAMAZU」
のご紹介はコチラです↑↑↑
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『東建ハウジング』
狛江・調布・府中・世田谷の新築注文住宅・リフォーム
東京都狛江市岩戸北1-7-9
TEL:03-3488-1001(代表)
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記事一覧
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