
今リフォーム中の高橋様からのお誘いで久しぶり
<今年の春、東京中小企業家同友会の会員社である
“前進座”の公演を、三多摩支部の会員で観劇会に
参加しましたので、演目は違いましたが今年は2回目です>
に前進座へ。
演目はご存知『俊寛』中村梅之助主演、近松門左衛門作・鬼界ヶ島の場。
古典落語を脚色した『人情一夕噺』主役辰五郎の藤川矢之輔、
家主伝兵衛役・山崎辰三郎の2本立てでした。
『俊寛』を観るのはこれで4度目か。
新橋演舞場での故翫右衛門、国立大劇場の梅之助さん。
今回前進座の“俊寛”
去り行く船を見送る俊寛最後の場面。
岩場に上り限りなく乱れる心と未来への希望の“微笑”俊寛の顔があった。
この演出と表現初めて観ました。
今までの“悲しみの心”“見送る場”私の頭の片隅にあるのか、
若干しっくり来なかったのか?
人情一夕噺、大工棟梁の話。子は“カスガイ”倅猪之助がかわいいです。
が現代の家族問題、離婚率の高い厳しい現実もあり、
問題の再提起の意味でも考えさせられました。
10月31日まで、前進座劇場・吉祥寺駅徒歩10分 0422-49-2811
11月5.6日、浅草公会堂