“今さら人に聞けない木の話”から その3
未成熟材
樹の年輪ってどこの部分と聞かれることがあります。太い木には下の方から順番に枝が出ていて、上にいくほど太い樹も枝先は細くなり、天辺の方は弱い風にもゆすられて、ゆれている。はて? 上の方は何年生?
当たり前のことですが、先端は本当に生れて数年の未成熟材です。
大雑把な目安で杉の樹、丸太ならば木の髄「心」から10cmくらいまで年輪で10年~15年くらいまでは未成熟材だと林先生は解説していました。よって年輪は樹、木の根元の部分で数えると確認しました。